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【自宅学習期間の取り組み】授業以外もオンラインで生徒をサポート!

 / 学校行事

本校では、長期にわたる自宅学習期間も生徒対応を丁寧に行うことを心掛けています。Meetを活用したHRや個別の質問対応の他にも、「バーチャルライブラリー」による学習アドバイス、「はなそう!遊ぼう!」での学習上の不安に関する相談、そして「オンラインランチ会」でクラスメイトとのつながりを大切にすることも…。その他にも、生徒や保護者の方とのオンラインでの面談や電話での相談も受け付け、学校再開に向けて、少しでも不安を取り除けるように様々なことに取り組んでいます。

今回は、そのような活動の中から、少しだけご紹介させていただきます。

1:「バーチャル・ミュージアム訪問」(オンライン部活)

5月上旬、 今年度最初の地理歴史部の活動はバーチャルミュージアム体験です 。
Meetで集合し、顧問の手持ちの図録鑑賞(時々絵画解説)→ その後部員たちには大阪の国立民族学博物館(みんぱく) のバーチャルミュージアムに行ってきてもらいました。

絵画解説では特にレオナルド・ダ・ヴィンチの「受胎告知」 の鑑賞方法、 さらには今年も開催されるであろう鳥獣戯画の話題などで部員一同 盛り上がりました。
みんぱくはMeetを退出した後各自で回ってきてもらいました。 歴史好きの部員から感想を預かっています。

  • 特別展「今和次郎採集講義─考現学の今」を見て、 私が一番印象に残ったのは、『東京銀座街風俗記録』です。 そこには、銀座にいた人々の服装や容姿の統計が、 全てイラストと共に描かれていました。そのため、 もしそれらの風俗が廃れても、イラストがあるので、 後世に受け継ぐことができるなと思いました。

STAY HOMEでも博物館気分が味わえるなかなか面白い時間でした。次回は、別の博物館や美術館を訪問したいと思います。

国立民族学博物館バ ーチャルミュージアム

2:「オンライン・ランチ会開催!」

オンラインランチの様子

中学校では「オンラインお菓子パーティ」も開催されました

meetを使って「オンラインランチ会」を行いました。クラスが変わってからまだ自己紹介もできていなかったので、改めて趣味や部活動、好きなアニメや漫画の話をしてもらいました。時間の関係で一言ずつでしたが、思いも寄らぬ共通の話題が見つかって声をかけたり、つっこみを入れたりと和気あいあいと進んでいきました。

毎日オンラインで授業をしているとはいえ、クラスメイトの顔が見えない不安な中、声を出して笑い合ったことで、早く学校が通常通りになってほしいという思いが強くなったように思います。その後はクラス目標について少し話しました。

今後はより気軽に声が出せるように共通の話題を持つ者同士でのグループを作る等の工夫をして教師と生徒ではなく、生徒と生徒の交流が活発にできるようにしていきたいと思っています。

3:「バーチャルライブラリー」(オンラインでの相談会)

長期にわたる自宅学習を充実させる取り組みの一つとして、図書室は「在宅貸し出し」と「バーチャルライブラリー」で生徒をサポートしています。生徒からのアンケートや希望をもとに、普段は、あまり手に取ることが少ない分野の本を司書から「オススメ」として、貸し出しています。このような時期だからこそ、様々な分野の本を読んで、視野を広げてほしいと考えています。

そして、「バーチャルライブラリー」は、オンラインでの学習相談。読んだ本の感想を聞かせてもらったり、自宅学習でのつまずきや不安を話してもらったり、今後の学習方法や進路指導まで…。学校司書ならではの視点を交え、担任の先生とは一味違った?アドバイスが、大好評のサポートです。

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