【高校】NCLプロジェクト スタートアップガイダンス開催！
本校で行っている探究型授業「ニコルプロジェクト（NCL）」に関するガイダンスが行われました。
ニコルプロジェクトとは、実社会の最適解を探究するため、幅広い社会的課題の中から「Nature（自然）」「Culture （文化）」「Life（社会）」にテーマを絞り、この分野を足掛かりとして自分のライフワークや研究活動を行う学びのことです。
今回は、スタートアップガイダンスとして高校1年生に対して、ニコルプロジェクトの概要やテーマ設定のポイント、3月に開催される「ニコルアワード（探究学習の成果発表会）」に向けてのプロセスなどの説明が行われました。
探究学習という言葉は聞いたことがあっても、具体的に取り組み、しかも協働的に行うことは初めての生徒が多いようです。聞きなれない専門的な用語もありますが、むしろ知的好奇心が高まるようで非常に興味深く参加していました。
NCLは年間を通じて探究活動を行い、まずは文化祭での中間発表が一つの目標となります。文化祭では一般の方に公開するため、日々の探究的な学びだけでなくロジカルな構成や発表形式、プレゼンテーションスキルなども求められます。
そのため、早い段階でテーマを設定しリサーチ活動を行う必要があります。実社会とのつながりをイメージし、社会の最適解に結びつくような疑問を見つけ出すことは、なかなか難しいかもしれません。しかし、「ダレカ」のためになる疑問やアイデアを見つけることから「探究学習」は始まります。今回のスタートアップガイダンスでは多くのヒントが投げかけられました。
単純な「調べ学習」を超えて、本格的な「学問の入り口」となるNCLプロジェクト…。イベントや授業時間だけでなく、学校生活すべてを「探究型の学び」としているため、日々の生活の中で気になる小さな疑問を見つければ、「セカイ」を変えるきっかけになるかもしれません。
「ジブンなりの最適解」を見つけられるように取り組んでいきましょう！
