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【学校行事】NCL AWARDS &2020神田合唱祭 無事開催!

 / 学校行事

「ワタシタチの日常を取り戻す!」ことを合言葉にして、感染症対策を十分に講じたうえで、全ての学校行事を延期して実施いたしました。

3月には、探究学習の成果発表である「NCL AWARDS(ニコルアワード)」と「2020神田合唱祭」を無事に開催。いずれもWebでの発表形式となりましたが、発表を行ったどの生徒もクラスも、ハイレベルな仕上がりとなりました!

「NCL AWARDS」では、プレゼンテーション部門と論文部門に分かれ、1年間の探究成果をまとめ、自分なりの視点や意見を取り入れた発表をしました。「マワリ」「ダレカ」そして「シャカイ」を少しでも良くしたいというオモイが込められた内容で、レベルの高い探究学習が数多く見られました。

「NCL AWARDS」専用のHPを作成し、ニコルウイーク(探究学習を集中的に行う期間)で、同じ分野のテーマ発表(人文科学部門・社会科学部門・自然科学部門)や学年を超えて、他の発表が見られるように工夫しています。Webでの発表だからこそ、時間の許す限り、興味のある分野やテーマを視聴することができ、「次世代の学び方」につながる機会ともなりました。

生徒たちからも、「自分とは違った視点があって興味深い」「なんとなく名前だけは知っていたけど、論文を読んでよくわかった」など、学問に対する興味から出る感想も多数、聞かれました。

そして「NCL AWARDS」の翌日に開催された「2020神田合唱祭」も、Webでの発表形式に。歌唱・演奏・指揮、そして動画の撮影や編集までを生徒自身で行うという「次世代の合唱祭スタイル」に取り組みました。

各クラスとも工夫を凝らして、非常に魅力的な合唱に仕上げることができました。アカペラでハーモニーを聞かせたり、合唱に合わせてパフォーマンスが入ったりと、今までの「合唱祭」とは違った一面を出すことができ、今まで以上に本校の生徒の主体性が出せた行事になりました。

Webを通じて視聴いただいた保護者の方々からも、多数の驚きや感謝の声も頂きました。

動画の編集を担当した生徒からは、「歌いだしやリズムなどが動画だとバラバラなので、タイミングを合わせて編集するのに苦労した」「画面に向かって歌うのは思ったよりも恥ずかしいし、それを編集するのも一苦労だった」など、相当なスキルとデザイン力、そしてクリエイティビティが求めらたようです。

動画を通じてのコミュニケーションや編集力は、これからの時代のアドバンテージになるかもしれません。それを今回の「NCL AWARDS」「2020神田合唱祭」で経験できたことは、大きな意味を持つことになる日が来ると思います。

今年の経験を経て、すでに2021年度の発表を見据えた改善点やフィードバックが始まっていると聞いています。次年度に向けて、新入生の皆さんも、在校生の皆さんも、「ニコルプロジェクト(探究学習)」「KANDA三大マツリ(体育祭・文化祭・合唱祭)」を楽しみにしていてください!

ちなみに…「NCL AWARDS」は、各分野の見識者による審査投票方式で、「2020神田合唱祭」は、生徒による一般投票で、優秀賞を決めました。

最終選考に残る発表や多数の生徒票を集めた合唱はいずれもレベルが高く、本校生徒の取り組みや努力の成果を如何なく発揮できていました。

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