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【進路】キャリアDAY開催!

 / 学校行事

2月17日(水)に高校1年生と2年生を対象とした本年度の「キャリアDAY」を開催しました。「キャリアDAY」とは、社会の第一線で活躍する社会人や大学生の話を聞き、自分のキャリアを考える契機とするワークショップです。

今年度は、感染症拡大防止対策を行うため、メンターによるワークショップ形式を控え、『校内オープンキャンパス』形式で開催しました。この『オープンキャンパス』で、ワークショップをしていただく講師の方は、生徒たちのアンケートから選ばれた東大慶大など合計28名もの大学短大等の学生さんたちです。今年は、身近な先輩方の話を直に聞ける機会が持てなかったため、生徒たちは緊張と高揚の面持ちで、各ブースのオープンキャンパスに参加しました。

「東大生の9割はフツーの人です。だけどみんな学習の仕方では、覚えること以上にストーリーを大事にしています!」
「大学は自分の意志で進んで学びを深めるもの。テストだけできたらいいというものでありません。」

学生さんたちは、自分の学校紹介にとどまらず、可能性を秘めた『同世代の仲間』への熱意のこもったメッセージとなりました。いずれの話も、自分たちが学んできたこと、実際に体験してきこと、うまくいったこと、反省すべきことなど、様々な経験に裏打ちされたものでした。

生徒たちからは、

「大学に進んで学びたいことが見えてきました。(高1高2)」
「学生さんが素敵でした。これから、より高い目標を持つようにします。(高2)」
「学生さんの話で、“勉強は慣れてからが楽しい”というのが印象に残りました。(高1)」

など、多数の感想が寄せられました。このような社会情勢の中、大学各校のオープンキャンパスは、WEB開催が多くなり、会場実施にしても参加できる人数が限られたりと、高1・2生には参加自体厳しい状況にあります。だからこそ、大学生の生き生きとした姿に、多くの学びを得たようです。

そして、この日は、もう一つの「キャリアDAY」が行われました。それは、本校が学校生活で大切にしている「ピアサポート活動」(先輩による後輩への伝統の受け継ぎ)です。

日頃は、中学生同士が学年の垣根を取り、よりよい学校生活に向けて、先輩から受け継いだことを共有する機会ですが、年に1度、この時期には卒業を間近に控えた高校3年生より、中学生全員への「ピアサポート」が行われました。

学習のこと、部活動のこと、留学や学習のことなど、本校での学校生活を充実させ、後悔ない6年間を送るためのメッセージを受け継ぎました。教員では気が付かない学校生活のポイントなどもあり、本当に意味のある「ピアサポート」だったと思います。

人と直接会って話す機会が少ない今年度だからこそ、今回の「キャリアDAY」で見聞きした言葉の一つ一つが、生徒たちの気持ちに響いたようです。本校では、これからも「ジブンのドラマをデザイン」できるように、多くの出会いと学びの場を用意していきます。

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