−学園ニュース−KANDA at the Moment

【中3】シンガポール・マレーシア修学旅行(2日目)

 / 学校行事

2日目は、「伝統と農業」の探究として、マレーシアを訪問。陸地で国境を越える経験は、海外ならではのもの。出入国の手続きなど、国によって異なるため、貴重な経験となりました。

そして、今年から交流の始まったジョホールバルの「コエ・ ボケショナ・イーナルテイ・アジザ ハイスクール」を訪問。本校と同じく、 約130年の歴史を持つ伝統の家政科系の高校です。

スクールバデイの生徒さんたちは、とても上品でフレンドリー。 ひとつひとつの作法や言葉遣いがおしとやかで、 非常にアットホームな交流会となりました。

自己紹介やアイスブレイクを経て、 お互いの学校紹介やダンスの披露のあと、 マレーシアの伝統文化の紹介をワークショップ形式で行いました。

さすが、家政科の生徒さんたちです。 着付けや手芸のレベルが高く、目を見張るものばかりでした。 伝統的なリボン作成や手書きのハンドペインテイングなどの交流を 通じて、 現地の高校生たちと将来について語り合う機会となりました。

マレーシアは、イスラム教の農業大国のため、 女性の学び方や働き方など、 改めて世界の異文化について考える機会となりました。しかも、 ラマダンの時期でもあり、興味深い経験にもなりました。

図書館での交流会では、伝統的なゲームを通じて、 さらにコミュニケーションを深めることができました。日本では、 グループでゲームをすることが少なくなったため、 このような交流は心温まる時間になりました。

アジザハイスクールの生徒さん、先生方ありがとうございました!

その後は、マレーシアの文化や伝統を感じ取れるパビリオンで、 ろうけつ染めの体験や国家の歴史、 農業や食文化に関してのレクチャーと体験を行い、 シンガポールへと戻りました。

夕食を挟んで、夜の時間は各クラスでのフィードバック。 今日学んだことから気がついたこと、 疑問に感じたことや改善のためにできることなど、 クラス内でシェアしました。 時間を守ることや話を聞くなどの集団行動の基本だけでなく、 活発なフィードバックを行うことができるなど、 さすが中学最上級生のレベルの高さを感じました。

明日は、 シンガポールで行われている最先端で次世代の農業について探究す ることになります。 マレーシアや日本での一般的な農業スタイルとの比較を通じて、「 世界を変えるヒント」を見つけるかもしれません。

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