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【特別講演】公文和子先生 講演会「共に生きるキャリア」

 / 学校行事

― ケニア・シロアムの園とつながる学び ―

2025年10月31日(金)、本校ではケニアで障がいのある子どもたちを支援する施設「シロアムの園」を運営されている医師・公文和子先生をお招きし、「グローバルキャリア」をテーマとした講演会を行いました。公文先生は長年ケニアで医療・教育・福祉の支援に携わり、その活動はテレビや新聞など数多くのメディアでも取り上げられています。

今回の来校は、本校が2024年11月に開設した「神田女学園グローバル教育研究所」が公文先生を取材したことをきっかけに実現しました。本研究所では、海外大学進学・留学情報の提供や、グローバルに活躍する人々へのインタビュー、探究型学習の支援などを行っています。シロアムの園の活動に触れた本校は、継続した支援を行うことを決定し、その第一歩として講演会の開催が実現しました。

講演会では、公文先生がケニアで出会った子どもたちの姿が語られました。偏見や貧困のために教育を受ける機会を奪われながらも、笑顔を絶やさず前向きに生きる子どもたち、家族のために懸命に支える保護者の姿、そしてその子どもたちを取り囲む現地スタッフとの温かな関わり。先生は「意味のない出来事はひとつもなく、その一つひとつに道が含まれている」と語り、生徒たちに“今を誠実に生きること”の大切さを伝えてくださいました。
看護・医療系、国際系への進学を志す生徒が多い本校にとって、公文先生の歩みは「共に生きるキャリア」を体現する貴重なモデルとなりました。

本校では今回の講演を単発のイベントにせず、事前・事後の学習機会を組み合わせて学びを深化させています。事前学習としては、図書室での関連書籍展示や公文先生の著書の配布、文化祭でのシロアムの園紹介と募金活動を実施しました。文化祭で集まった募金は、すでにシロアムの園へお渡ししています。

図書室前に設置された特設コーナー

父母の会から寄付金もお渡ししています

生徒会から文化祭で集まった募金をお渡ししました

事後学習としては、11月5日に「シロアムの園」を訪問した上智大学看護学科の学生3名を招き、トークイベントを開催しました。「なぜケニアに行ったのか」「大学の選び方」「なりたい自分に近づくにはどうすればよいか」など、同世代に近いロールモデルとの対話は、生徒にとって大きな刺激になりました。また医療系進路を目指す生徒とのクロストークも行い、自分の将来像について考える時間となりました。

今回の講演と一連の取り組みを通して、生徒たちは「多様性の理解」「他者に寄り添う姿勢」「社会に貢献する志」について、深い学びを得ました。
これからも本校は、世界とつながりながら、一人ひとりが未来を切り開く力を育んでまいります。

「シロアムの園」を訪問した上智大学看護学科の学生3名によるトークイベント

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