−学園ニュース−KANDA at the Moment

【探究】金沢フィールドワーク

 / 高大連携

【1日目】
8月20日(火)から22日(木)にかけて、希望者を対象とした金沢フィールドワーク(FW)を実施しました。高大連携を結んでいる北陸大学・金沢工業大学のご協力のもと、学びと発見にあふれた3日間となりました。

1日目は、北陸大学国際コミュニケーション学部の先生方にご協力いただき、「国際体験」をテーマに授業を体験しました。ネイティブティーチャーによる授業では、生徒たちが積極的に英語やジェスチャーを使い、コミュニケーションの楽しさや難しさを実感していました。休み時間には、在学生の先輩に大学生活や入試について直接質問する場面もあり、未来の自分を思い描くきっかけとなったようです。さらに、食文化をテーマにした授業を通して、異なる文化を比較し理解する大切さを学びました。初日から充実した時間を過ごし、学びへの意欲を一層高めることができました。

【2日目】
2日目は、進路や関心に応じて、北陸大学と金沢工業大学に分かれて体験授業を行いました。

北陸大学では、理学療法学科にてストレッチや筋トレを実際に行いながら身体づくりを学び、薬学部では細菌の培養やPCR法を用いたウイルス検出など専門的な実験に挑戦しました。また、医療技術学科では血液検査や尿検査、人工透析装置を用いた体験など、医療現場に直結する学びを得ることができました。

一方、金沢工業大学では、心理情報デザイン学科による特別プログラム「デジタルツールで身体運動解析」に参加しました。本校の探究学習テーマに関連した内容でプログラムを作成していただき、モーションデータを取得したり、Vtuberとして身体表現を体験したりと、最先端の技術に触れることができました。さらに、学生団体による活動紹介では、国連や自治体と連携して開発されたゲームを体験し、学生ならではの発想力と実践力に触れる貴重な機会ともなりました。

このほか、学食体験や自由行動を通じて大学生活の雰囲気を味わい、金沢ならではの食文化も満喫しました。学びと交流、そして地域の魅力を存分に味わったこのフィールドワークは、生徒たちにとって大きな財産となったはずです。

今回の経験を今後の学びに活かしていってくれることを願っています。ご協力くださった北陸大学・金沢工業大学の先生方をはじめ、関係者の皆さまに心より感謝申し上げます。

TOP
PAGE TOP