【中学】第78期義務教育課程修了式
2025年3月19日、雪の花舞う厳かな空の下、第78期生義務教育修了式が挙行されました。春の訪れを待ちながら、38名の卒業生が新たな門出を迎えました。
桜のつぼみもふくらみ、満開の時を迎えようとしています。
その姿と重なるかのように、卒業生の皆さんも3年間の歩みの中で成長し、大きく花開く準備を整えてきました。
中学3年生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
式では、校長先生より「新しい環境、新しい友達、新しい挑戦——そのすべてが、皆さんを大きく成長させるきっかけとなった」とのお話がありました。
文化祭や体育祭で仲間と力を合わせ、時には意見がぶつかることもあったかもしれません。
それでも皆さんは困難に立ち向かいながら、多くの経験を積み重ねてきました。
校長先生は「皆さんはこの三年間で多くの壁を乗り越えた。その経験は、これからの人生における大きな財産となるはずです」と、卒業生の成長を称えました。
また、「最初から明確な形でなくてもよい。大切なのは、どんな状況でも学び続けること、そして自分の可能性を信じること」と、卒業生がこれから進む未来への励ましの言葉が贈られました。
続いて、理事長先生からは、「文化祭や体育祭で、高校生と肩を並べて活躍する皆さんの姿が印象的だった。本校の生徒は本当にたくましく、強くなったと実感しています」とのお話がありました。
皆さんはこれから本学園の高等学校へ進学する人、外部の高等学校へ進学する人、それぞれの道を歩み始めます。「どんなに倒れても、また立ち上がり、再び歩き始める強さを、皆さんは持っています」と、挑戦し続ける大切さが伝えられました。
また、理事長先生は「一度目標を立てたら最後まで一貫して努力することの大切さ」、そして「たとえ相手が自分と違う考えを持っていたとしても、広い心で接することの大切さ」に触れ、卒業生の皆さんがこれからの人生で直面するさまざまな場面で、この姿勢を大切にしてほしいと語られました。
卒業生の皆さんは、この三年間で培った力を信じ、新たなステージへと踏み出します。
時に困難に直面することもあるでしょう。
しかし、校長先生の言葉のように「学び続けること」、理事長先生の言葉のように「挑戦し続けること」が、皆さんの未来を切り開く鍵となります。
これからの皆さんの歩む道が、希望と笑顔に満ちたものであることを心から願っています。
ご卒業、おめでとうございます。

