【中3】ニュージーランド短期留学

現地の様子は以下をご覧ください!
2/19〜20
集合時間前に全員元気いっぱいで集合。
長時間フライトにふさわしい、快適でしかもきちんと感のある服装◎
コロナ規制解除直後の昨年と異なり、混雑はありませんでしたが、出国検査は厳しくなる一方。
加えて、顔認証がうまくいかなかったり、タグが外れて放送で呼び出されるなど、
トラブルはマイナーなものだけでしたが、緊張の表情が見えました。
今年の座席は全員かたまっており、気の合う友達と隣になり、
いったん緊張はとけましたが、あまり眠れない人がほとんどでした。
入国審査は大変厳しく、着陸から空港を出るまでに2時間以上かかり、生徒たちの疲れた様子でした。
学校までの約30分はスムーズでした。
到着後は荷物を置いてすぐ、息をつく間もなく式典に参加。
厳粛ながらもあたたかい歓迎の笑顔で予定通り実行していただけました。
このあたりで生徒たちの心身の疲労はピークに達していたのですが、
ここから更に、翌日から使用するバスのカードをチャージできるお店にみんなで行ったり、
学校のWi-Fiにアクセスしたりと、滞在中の環境整備に不可欠な諸用を済ませ、
午後3時すぎにようやく、ホームステイ先の方々と会い、2人ずつ、それぞれのホームステイ先に向かいました。



2/21
登校初日の様子をお知らせしたいと思います。
都心部にある学校まで郊外のホームステイ先からバスで40〜50分かけての登校。
車内アナウンスも流れないバスでの初日の登校は毎年大変なアドベンチャーなわけですが、
今年は全員登校の30分ほど前に全員登校完了!!
理由の一つは、今年度はホームステイ先の殆どが、同じ地区だったことにあります。
ボランティアでみんなをまとめて学校まで送り迎えしてくださる方がいたことです。
従って本当の勝負は月曜日の登校に持ち越し。
とはいえ、この一度の経験は生徒たちにとって大きな助けとなったことに間違いありません。
登校後は直ぐに、同じホームステイ先の2人ずつ、簡単なヒアリングで食事など、ホームステイ先でのトラブルがないか確認しました。
午前中は本校の生徒だけの授業を2コマと現地の日本語選択者との合同授業を1コマ。
10時すぎのリセスと呼ばれるおやつタイムに自分の担当バディ(現地高校の生徒で、本校生徒の世話役で、毎日休み時間と午後の授業を共に過ごしてくれます)と会い、
午後は早速ばらばらになり、各自自分のバディとの授業。
今日も目まぐるしく新しい体験の連続で、表情は明るいものの、相当疲れが溜まっている様子です。
帰りのホームルーム前の雑談では、早くも「お味噌汁」など、ホームシックを感じさせる言葉が飛び交っていました。



2/22
朝からビーチ 、タワー、お庭などで撮られたビッグ・スマイル写真がたくさん送られてきました。
ニュージーランド初の週末を、各自がエネルギッシュに過ごせていることが分かり大いに安心しました。
オーバー・ヒートによる月曜日の登校が心配なほどです 。


2/23
ホストファミリーとpihaビーチに行きました。とても風邪が強く、特に2枚目の4人で撮った写真は撮るのが大変でした。
3枚目の写真の真ん中にある大きな岩は、岩の形が座っているライオンのように見えることから、ライオンロックと言われているらしいです。
お昼はビーチでピクニックをしました。




2/24
多くの生徒にとって、初の自力登校となる今日は、大いにはしゃいだ週末の疲れと、すでに現れ始めた安心感から、遅刻者続出なのでは、、という懸念があったのですが、そのような懸念は全く不要でした。
予定通りに運行しなかったバスもありましたが、全員遅刻なく無事到着。
思わず素晴らしい!と連呼してしまいました。
本日の午前中はマオリの先生によるマオリ文化を学ぶ授業でした。
所用により先生の到着が遅れてのスタートとなりましたが、待ち時間は、互いのホームステイでの週末の様子を話す声が絶えることなく、あっという間でした。
今年のホストファミリーは、例年になくアクティブで、ビーチ、ショッピングセンター、朝市など、色々な所に連れて行ってもらった生徒が多かったです。
ホストファミリーとの関係だけでなく、生徒の英語レベル、コミュニケーションレベルがこれまでになく高いと感じます。
バティ制度は、こちらの大きな特徴の一つで、私たちのような短期の留学生のみならず、1年留学のような長期の生徒にも、バティが割り当てられます。また、このバディという役割は人気があるそうで、全員立候補でバティになっています。お互いを知り合う前にパートナーが決まるので、相性の良い悪いはあるでしょうし、どのバディにも、良い面、悪い面があると思います。互いの良い所を見つけ合う交流にしたいと思います。



2/25
留学中のメインプログラムの一つ、文化交流の授業の様子です。昨年度、生徒がとても楽しんでいた様子でしたので、今年は6時間設定させてもらいました。
散歩が好きな私たちをホストファザーが海辺まで連れて行ってくれました。 海は綺麗で日本比べてとても広く感じる空が印象的でした。 波の音を聞きながら、ゆっくりと砂浜を歩く時間はとても贅沢でした。 ニュージーランドの大自然に囲まれ、心が癒される一日でした。



2/26
留学も折り返しを迎えた今日、私たちはオークランド動物園に行きました。異国での通常授業が続き、疲れているかと思いきや、みんな驚くほど元気で、動物園を楽しみにしていました。
最高気温は22℃。一見涼しそうですが、ニュージーランドの紫外線は日本の7倍とも言われているため、案の定、お昼頃には暑さに耐えかねてカフェテリアで休む生徒の姿も見られました。
私は前日にホームマザーから動物園の見どころやおすすめをしっかり聞いていたので、効率的に回ることができました。
園内には、オークランドで一番安いと言われるアイスクリーム屋さんもあり、多くの生徒が訪れていました。
アイス好きの私にとってはとてもリーズナブルで、試食までさせてもらい、つい長居してしまいました。
動物で特に興味深かったのは、オーストラリアブースとニュージーランドブースです。
写真の3枚目に写っているのは、"Tasmanian devil" と呼ばれるオーストラリアに生息する動物で、赤い耳と寝顔がとても可愛らしかったです。
ニュージーランドブースでは、ここでしか見られない動物がたくさんおり、特に国鳥である kiwiはその希少さから多くの生徒が興味深く観察していました。
他にもさまざまな動物がいて、足が限界を迎えるまで夢中になって楽しんでいました。英語環境にも少しずつ慣れ、職員と会話をしたり、来園客に写真をお願いする生徒もいました。
留学生は18:00までに帰宅しなければならないため、いつもより早く解散できた今日は、帰り道にあるショッピングモールに立ち寄りました。
帰宅後はホームマザーと買い物に行く途中に景色の綺麗なスポットに連れて行ってもらったり、ホストシスターにクッキー作りを教えてもらったりと充実した放課後を過ごすことができました。
残り約半分となった留学生活ですが、楽しさだけでなく、バスを逃したり寝坊したりといったトラブルもつきものだと実感しています。
これからも日々の出来事を学びに繋げながら、充実した留学生活を送りたいと思います。




2/27
今日は、朝はニュージーランドに到着後始めての小糠雨でしたが、昼前にはオークランドらしい強い日差しの暖かい日でした。
今日も全員、遅刻せず登校し、
毎朝のHR前のショート面接では、全員熱などはなく、昨晩の食事もしっかり取れていると報告してくれました。
到着するなりお菓子を食べたり、あるホストマザーがタッパーいっぱいに用意してくれたピラフのようなお米の料理を複数人であっという間に平らげたりと、身体的には元気な様子です。
しかし当然ながら精神的には多くの生徒が、いっぱいいっぱいになっています。
とはいえ、残り1週間を頑張って楽しむ強さがあると思っております。
午前中に授業の一環で訪れた、学校の裏にある人気のアイスクリームショップでは、お昼前にもかかわらず、楽しそうにアイスをダブルで注文し、しっかり完食しておりました。
今週もあと1日、明日も全員に学校で会えることを楽しみにしております。
ニュージーランドに来て8日目で少しずつ慣れて来ました。今日は朝からベーカリーに寄ってチョコチップマフィンを買えるほどの余裕があり、午前中の遠足の時間ではアサイーボール、アイスを食べるなど、すごく充実した一日を過ごすことが出来ました。


2/28
今日も朝のホームルーム前の個別面談は8:20に全員終わっております。なんと授業の30分も前です。
午前中は日本語選択者との交流授業。今回は10年生でした。
今年は最初から、下を向いて口を閉ざしてしまう生徒が皆無ですが、最初の数日は少し照れた様子で言葉数はかなり少なめでした。
しかし、1週間が過ぎた今、当初見られたシャイな様子は殆どなくなり、神田の休み時間かと思うほどリラックスした表情で、本来の大きさの声でコミュニケーションをとっている生徒も少なくありませんでした。
授業後には、生徒の方から「自信がついた!」「なんだかしゃべりやすくなってきた!」と、
おとなしそうな生徒さんの方から嬉しそうに話しかけられる場面もあり、大変嬉しかったです。
続くバティとの昼休みも午後の授業も、ホームルーム教室に残りたいと申し出る生徒は1人もおらず、
全員が、1日、すべての授業を頑張ることができた素晴らしい1週間の締めくくりとなりました。
今日は留学先で授業を受ける最後の日でした。
初めは英語を思うように話せなくて不安でしたが、勇気をだして色々質問するにつれて、間違いを気にせずに話せるようになりました。
この一週間はあっという間でした。不安なことがたくさんありましたが、人生においてとてもいい経験になったなと改めて思いました。
自分でも成長してることを日々感じることが出来ています。 まだあと1週間ありますが、悔いなく最後まで思いっきり楽しみたいと思います。



3/1
わたしたちがニュージーランドで1番印象に残っている事はオークランドシティでお祭りに行ったことやホストファミリーと行った地元のバーです。 オークランドシティでは、本日お祭りを行っていて、2m・3m・5mの高さからたくさんの人が様々な形で水に飛び込みをしていてとても迫力がありました。 歓声も大きく、炎の演出などがあってとても盛り上がりました。 ホストファミリーと行ったバーではホストファミリーのお友達とも沢山お話できて一緒にゲームをしたり、歌ったり踊ったり、人とすぐに仲良くなれる海外の人達の明るい性格にとても心が温まりました。とても愉快なニュージーランドに住む方たちと素敵な環境で毎日充実した良い日々をおくれています。残りの日々も楽しみます!



3/2
今日はニュージー最後の休日でしたが私たちはホストファミリーに日本食を提供するために材料を買いに行きました!モールの中にJAPANマーケットがあり、足りない材料をそこで買い足しました!私たちは「肉じゃが」と「みそ汁」を提供しました!
とても喜んでくれたみたいで嬉しかったです!
昨日は綺麗な海に触れることもでき、ニュージーにきて貴重な体験を沢山得ることができました!



3/3
今日の午前中は美術館へ行き、ニュージーランドの芸術に触れました。
午後はショッピングを楽しみ、お土産や自分用のアイテムをゲット。
帰り道には公園に寄り道。美しい緑の中で、現地の子供たちと少しだけ交流もできました。
美術館では、ニュージーランドのメッセージ性のある風景を描いた絵画や、
マオリ族の伝統工芸品に目を奪われました。
ショッピングでは、ニュージーランドの形をした小物雑貨や、
可愛らしいキーウィのぬいぐるみなど、お土産にぴったりの品々を見つけました。
公園では、子供たちが元気に遊ぶ姿を見て、心が和みました。
短い時間でしたが、ニュージーランドでの自然と文化、人々の温かさに触れられた一日でした。



3/4
今日はバディと学校に行くのが最後で、バディと会えるのも最後でした。
約2週間お世話になった学校にお別れをしました。
さよならパーティーをしてみんなそれぞれBuddyとの会話を楽しみました!
Buddyとの別れはとても寂しかったです
またどこかで会えますように!
今回の語学留学に参加している皆さんのモチベーション、気合い、体調管理能力がいかに高いだけでなく、現地校の生徒さんやホストマザーより、一際温かいご協力をいただけたからこそであり、感謝しきれません。
午前中に日本語選択者との文化交流授業とESOL(本校生徒だけの授業)を受けた後、昼からお世話になったバディ約50人と現地の先生方をゲストに見守られながら、研修修了式が行われました。
少し照れながらも、達成感からくる仄かな自信に、胸を張って一人一人、現地の留学担当責任者のジェニファー先生より修了証を受け取り、歌とメッセージで感謝の気持をお伝えしました。
締めくくりはフェアウェル・パーティー。
立食形式でピザ、パイ、お菓子を食べながら、最後の交流です。
本校生徒と現地校の生徒さんの溢れる笑顔と歓声で割れんばかり。
教室のあちこちで記念写真を撮り合うだけでなく、音楽をかけて即興ダンスをブレイキングのように披露し合うグループまで見受けられました。
英会話能力に関わらず、1人として顔を下に向けてもどかしそうにしている生徒さんは居ませんでした。
荷造りやお部屋の掃除を、徹底してもらうために、下校時間はいつもより早く設定しましたが、
多くの生徒が、朝の面接で既に荷造りをかなり進めており、交通系カードの残金の計算までしていました。
こういうところもしっかりしている生徒さんだからこそ、ここまで順調にこれたのだなぁと改めて感心しました。



3/5
1週間前、本日からのロトルア観光の天気予報は雨。
そして本日早朝5時頃は結構な雨量の雨でしたが、
神田の皆さんの集合時間には完全に雨は上がり、1日爽やかな晴天でした。
ニュージーランドに来て初めての全員でのお泊りに気持ちが落ち着いたせいか、
夕食後にも元気が有り余りプールへ直行するグループもあった程でした。
予定よりかなり遅れての学校出発となりましたが、現地校の生徒さんが、
出発ギリギリまで、私たちのお見送りに、来てくれ、
最後の交流を楽しめたので、待ち時間は長く感じませんでした。
ロトルアでは、ハカのショウを観てからゆっくりブュッフェ。
食後はマオリショウ、その後はマオリとヨーロッパの混血の大学生ガイドの案内で間欠泉の見える園内を散策し、最後はロープウェイで山に登り、ロトルア湖を眺めた後、ホテルに到着。
生徒たちは疲れを見せるどころか元気になって行く一方で、
到着の10分後にはほぼ全員が、本校生徒で貸し切り状態のプールで大はしゃぎ。
半乾きの髪のまま夕食に集まり、またも旺盛な食欲で全員ほぼ完食の様子で1日を終えました。


3/6
今日はニュージーランドに泊まる最後の日。
ロトルアで目を覚まし、最後の1日のスタートです!
午前はアグロドームで羊のショーを見てからワイトモで鍾乳洞と土ボタルを見にいきました。羊の毛が刈られるところを生で見たり、暗闇の中で光るホタルたちを観察することができました。
お昼にステーキを食べ、その後オークランドに戻り、夕食をいただきました。夕食はビュッフェスタイルで、神田生にはタルトが好評でした。
寝る前にナイトプールをし、ニュージーランドでの思い出を振り返りながら楽しみました。
明日のチェックアウトが早めなのでオールする人がいるとかいないとか笑



3/7
いよいよ留学も最終日を迎えました。
振り返ると、長いようであっという間だった留学生活でしたが、
それぞれが多くの思い出と貴重な経験を積むことができました。
帰国日当日は、朝6時30分にホテルのロビーに集合という少し早めのスタートでしたが、
誰一人遅れることなく、全員が時間通りに集まりました。
帰りのフライトは約10時間。行きよりも慣れた様子で、
落ち着いて機内で過ごすことができました。
個人的には、最後に提供されたホーキーポッキーアイスクリームがとても美味しく、特に印象に残っています。
日本に到着すると、学年主任の先生や保護者の方々が温かく迎えてくださり、安心感と嬉しさが込み上げました。
ニュージーランドは東京と比べて自然がとても豊かでした。
家の前には当たり前のようにヤシの木が生え、どこを見渡しても緑が目に入りました。
そのせいか、不思議と心が安らぎ、あまり疲れを感じなかった気がします。
朝から晩まで遊びに連れて行ってもらった日も、たくさん歩いたはずなのに、
なぜか疲労感がなく、それが今でも不思議に思えます。
また、現地の学校に通う中で、
さまざまな国籍の生徒と交流できたことは私たちにとって大きな学びとなりました。
異なる文化や価値観に触れ、多様性を受け入れる大切さを肌で感じることができました。
この留学が初めての英語圏への渡航だった生徒もいたと思います。
出発前はそれぞれが不安を抱えていたと思いますが、実際に現地に行ってみると、
温厚で親切な方々が多く、短期留学生である私たちにも優しく接し、助けてくださいました。
普段の英語学習と、現地で実際に英語を使うことはまったく異なり、戸惑うこともありました。
しかし、買い物や外食の際に「話してみよう」「自分から声をかけてみよう」という意識を持つことで、
少しずつ自信がつき、自分自身の成長を実感できました。
ホームステイでは、最終日には涙を流して別れを惜しんでくれるホストファミリーもいました。
放課後にはたわいのない会話を楽しみ、美味しい食事やデザートを用意してくださったことは、
この先も忘れられない思い出です。
留学中、私たちを支えてくださった、現地コーディネーターの先生、空港職員の方々、
バディや現地校の先生方、ホストファミリー、そして思い出を共にした同級生のみんな。
何よりも、集合から解散まで温かく見守り続けてくださった先生方と、
異国での挑戦を快く応援してくれた家族に、深く感謝しています。
これにて、生徒によるニュージーランド留学日記は最後となりますが、
この経験で得た学びや気づきを大切にし、これからも異文化理解と語学習得に努めていきたいと思います。
本当にありがとうございました。