【部活】地理歴史部 年末恒例!サントリー美術館巡検とクリスマス体験






12月21日、サントリー美術館で開催されている『京都・ 智積院の名宝』を見てきました。ここ最近中2の部員が増えたため、大人数での見学となりました。
桃山文化を代表する長谷川等伯の障壁画をたくさん見てきました。 難しいかなと心配していましたが、 熱心にメモを取りながら鑑賞していたため、 全員たくさん感想を書きこんでくれました。
そのあとはミッドタウン周辺のイルミネーションと六本木ヒルズ大 屋根広場のクリスマスマーケットを見学してきました。
この一連の流れは昨年も行っていたため、 地理歴史部の年末恒例行事になりそうです。
長谷川等伯の《十六羅漢図屏風》 はユーモラスで素敵なおじ様たちの表情に注目!(高3)
桜図という障壁画がとても印象に残っています。 絵の具を盛り上げて花を描くことによって、 花が立体的に咲いているように見えたからです。また、 画面の中で白い花が際立っており、 鮮やかな色が使われていないのにとても華やかさを感じました。 他にも雪松図は、松と椿や梅の花に雪を被せることによって、 冬から春への季節の移り変わりを表していました。 日本の季節の移り変わりを大切にする心が見て取れ、 印象に残っています。 (高3)
1つ目は、楓図です。理由は、赤・黄・ 緑の楓の葉の色が鮮やかだったのと赤色の楓は綺麗に輝いていたか らです。2つ目は、枇杷図です。この障壁画は、 昭和22年に焼失して無くなってしまったので、 モノクロ写真での展示でしたが、 モノクロでも伝わる華やかな絵がとても魅力的だったからです。 (中2)
桜図のように父子の思い出の作品であったり、 十六羅漢図屏風のように人々の生活であったりなどその時代の出来 事などを絵で伝えられていることに驚きました。また、 それぞれの作品にそれぞれ個性があるところもとても印象に残って いて、桜図のように桜を丸で描いていたり、 朝顔図のようにあえて余白を残していたりなど、 それぞれ工夫されていていいなと思いました。 (中2)