−学園ニュース−KANDA at the Moment

【高校】第74期 神田女学園高等学校「卒業証書授与式」

 / 学校行事

3月上旬、「第74期生卒業証書授与式」(卒業式)が、挙行されました。今年度の卒業生は、本校が「次なる革新」として、教育理念やプログラムをアップデートした最初の卒業生となります。

国内初の「ダブルデイプロマ生」や本校初の「理系単独クラス生」、全国レベルで入賞を勝ち得る生徒、外国籍を有する生徒など、多様性に富んだ学年でしたが、1人1人が、しっかりとジブンの夢の実現を果たしてくれた「本校が誇るべき卒業生」です!

2年も続く社会不安の中での卒業式となったため、保護者主催の「謝恩会」や卒業生による「感謝のパフォーマンス」などは、実現できませんでしたが、本校の130年以上にわたる伝統と格式の中で、式典を行うことができました。

 

また、式典の最後には、サプライズとして先生方による「3年間を振り返るムービー」の紹介や謝恩会等で会場の移動がない分、校内で心行くまで友人や先生方との歓談、何よりも卒業するわが娘の成長を先生方と語り合う保護者の方々の熱気で、例年以上に盛り上がりとなりました。

近年にないほどの入学者数でスタートしましたが、コロナ渦で2年間も制限がある生活を送り、それでも過去最高の大学合格実績や成績優秀者を輩出した「第74期卒業生」…。

友人と一緒に過ごす機会が限られてしまいましたが、その分、学校で会えた時、何気ない毎日を共有した「心の絆」は、例年以上に強まった学年だったと感じました。

校長先生の式辞にもありましたように、

「たとえ、社会の中でダレカと比べられ、女性であるがゆえの困難が起こり、あるいは、独りであることを感じるときでも、本校で出会った友人が、あなたにかかわりのあったすべての友人が、常にあなたの心の支えとなり、うれしい時も、つらい時も寄り添い、助け合うことになるはずです。もちろん、私たち教職員、常に見守ってきた保護者の方々、先輩や後輩たち、あなたのマワリにいるすべての人が、個人としてのあなたを、女性という特別な力を持ったあなたを支えていきますので、安心して自分なりのセカイを歩んでください。」

 

そして、みなさんが、知らずのうちに「ダレカ」を輝かせたように、

「こちらの学校に初めて来校し、生徒さんたちのカガヤキに心を救われました。中学校の行事はすべて中止。自宅学習でもプリント1枚。出かけることもできず、ふてくされた娘と気分転換にと、何気ない気持ちで文化祭に参加させていただきました。そこで、案内していただいた生徒さんが、『楽しんでくださいね。今年の文化祭は受験生のみなさんのために開催しました。私がそうであったように、不安で迷える受験生の皆さんのお役に少しでも立てればと思っています…。』という声をかけていただき、在校生の1つ1つのカガヤキがまぶしくて、横にいる娘の涙をみて、本当に、心から感謝しています。『後輩となって、先輩方のオモイを引き継いでいきたい。誰かのために役に立ちたい…』と、無気力だった娘が、帰りの電車でそう話したとき、この手紙をしたためずには、いられませんでした。本当に、本当にありがとうございます。」(中学3年生の母より)

 

神田女学園中学校高等学校で過ごした「キラメキ」と「カガヤキ」を忘れず、ジブンなりの夢の実現を目指してくださいね!

 

本当に、ご卒業おめでとうございます!!

TOP
PAGE TOP