【中学】Presentation Showcase’21
入試休校期間が明けた2月12日(土)…。KANDA七大行事の1つ「Presentation Showcase’21」が開催されました!
「プレゼンテーションショーケース」は、本校中学部の生徒全員が、探究テーマや学校生活を題材にして、「英語のみでプレゼンテーション」をするという、英語学習の成果をアウトプットスタイルで示すアカデミックな行事の1つになります。
個人でもチームでも登壇することができ、また発表のスタイルやドキュメントも自由に工夫を加えることができます。個人テーマとして、「探究学習」の内容でプレゼンをしたり、グループテーマでは、社会や世界の諸課題を取り上げ、掛け合いスタイルでのプレゼンをしたりなど、単に「英語を話す」だけでなく、「英語でも伝えられる」ことを示す機会となります。
学年別に発表の場所を変え(感染症拡大防止のため)、それぞれの「エイゴ習熟度別グループ」ごとに、プレゼンテーションを行います。
「Advancedレベル」の生徒たちは、世界の諸課題を取り上げることが多く、非常にレベルの高い発表となりました。もちろん、StandardレベルやBasicレベルの生徒たちも、学校生活や身の回りの事、自分自身の興味関心などをテーマとしつつも、ドキュメントに工夫を加えたり、発表スタイルを工夫したりなど、観客を魅了する発表となりました。
M1グランプリと同じく「4分間」という短い持ち時間で、構成される内容や資料の作りこみ、プレゼンのスキルやトーン、観客を魅了するメリハリなど、英語力だけでない評価ポイントも見どころの1つです。アニメーションや写真にこだわりを見せた質の高いドキュメントやお互いのトーク力を生かした掛け合い、シリアスに訴えかけるプレゼンスタイル、まるでTED‐talkを見るような語り口など、個性を生かし、楽しそうにプレゼンをする雰囲気にも、本校中学部の生徒たちのレベルの高さを感じさせてもらいました。
各学年で、1次選考を終え、代表4組によるプレゼンテーションが、最終プレゼンテーションになります。全16組とも、さすがに各ブロックを勝ち抜いただけあり、ドキュメント資料の作りこみ、プレゼンの内容の構成力、発表のスタイルや声のトーン、観客を魅了するメリハリなど、非常にハイレベルな最終発表となりました!!
その中でも、審査員から最も高い評価をいただいたのは、「中学1年生Standardグループ」を勝ち上がった生徒たち!!
テーマ設定や発表のスタイル、興味関心を高める構成力や伝える力、何よりも熱意ある魅せるトーク力など、非常によく練られている発表でした!
他にも、「テーマ力で最も評価の高かった中3生」、「バランスよくプレゼンができていた中2生」など、上位に入った生徒たちのレベルは、本当に素晴らしいものばかりでした。
しかし、先生方が驚かされたのは、最終発表に残った生徒たちのレベルだけでなく、すべてのプレゼンテーションが、昨年度より格段に上がったことです。本校のネイティブ教員チームの指導力だけでなく、生徒たちの高いモチベーションと「エイゴでも伝えることが当たり前」の環境が、生徒たちの能力を引き出したように感じました。それゆえ審査員の先生方も、各学年でのグループ審査の際、迷いに迷うほどの接戦でもあり、セリフ1つや少しの構成で涙を呑む生徒も多数いると聞いています。K-SALCをはじめとして、「エイゴが当たり前の環境」が生徒たちに浸透していると改めて感じました。
このような社会不安の中ではありましたが、だからこそ、「ジブンなりの探究心」をもって学び、「エイゴでも伝える強い意欲」を持ち、授業を通じて「シャカイの諸課題に関心」を高め、「日頃からプレゼンテーションスキルを高めて」きた成果を十分に示してくれました!!
発表してくれた全ての生徒たちが社会に出た時に、「多言語を扱える品格ある個人」として活躍できるイメージが持てた「Presentation Showcase’21」でした!
中学部のみなさん、本当に素晴らしい発表を、ありがとうございました!!