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【部活】部活動レポート~地理歴史部の六本木散策~

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12月24日、地理歴史部ではサントリー美術館で開催されている『サントリー美術館 開館60周年記念展 千四百年御聖忌記念特別展「聖徳太子 日出づる処の天子」』を鑑賞してきました。

本来であれば、8月に東京国立博物館で開催されていた「聖徳太子と法隆寺」展を鑑賞する予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、足を運ぶのが難しかっため、日を改め、あえてクリスマスイブに部員同士の結束?を深めるために美術館を訪れました。

昨年度のクリスマスイブの雰囲気とは異なり、街中は賑やかでしたが、この日だからこそ、美術館の中は静まり返っており、心ゆくまで、ゆっくり時間をかけて、「聖徳太子絵伝」や「四天王寺の宝物」などを鑑賞することができました。

 

しかし、裏の目的は「クリスマスイブの雰囲気に紛れること」です…。部員同士の結束を高めつつ、サントリー美術館がある東京ミッドタウン周辺では、クリスマスイルミネーションが華やかで、幸せそうな人々が多く、私達も「この雰囲気」を感じてきました。

まだ明るさの残るうちからイルミネーションを鑑賞し、六本木ヒルズの雰囲気を感じ、大屋根広場のクリスマスマーケットにも立ち寄り、「コロナさえなければ…」と悔やまれる気持ちを抑えつつ、思い出に残る「部員たちでのクリスマスイブ」の充実した時間を過ごすことができました!

本題の「聖徳太子展」を鑑賞した感想です。

  • 聖徳太子展はとても興味深い展示でした。屏風やさまざまな表が描かれていたので見やすかったです。歴史の素晴らしさを感じました。(高3)

  • 私は今回の巡見で仏像の良さに気付かされました。 見るまでは正直何が違うのかよくわかっていなかったのですが、微笑んでいるような表情、黄昏れているかのような表情、酸っぱいものを食べた時のような表情などと仏像一つ一つが色々な表情をしており、こんなにも仏像の表情は違うのかと驚きました。 とくに如意輪観音坐像の顔がどれも美しくて圧倒されました…。 細部まで緻密に作られており当時のどのような技術を使ってつくられたのかすごく気になります。(高2)

  • 聖徳太子は小学校のときに、少ししか習わなかったので初めて知ることが多かったです!
    展示品を見ていくうちに、聖徳太子の顔は意外と厳しめな表情が多く、聖徳太子二歳像の顔も「本当に二歳なのか?」と思う顔で、前世があったということに驚きました。前世は中国の高僧・慧思だったそうです。ほかにも、三国祖師影の文字の書き方が古典で習った訓読文で書かれていたり、五重塔が創建時の石の心柱には聖徳太子の毛髪も収めていたりしたそうです。四天王五士像は迫力があってかっこよっかたです!(中1)

  • 聖徳太子は仏像が多い気がしました。同じような像でも持っているものが違ったり、剥がれている色を比較して全体の色がわかったりして面白かったです。前世についてや着ていた服などについても詳しく説明されていてわかりやすかったです。 聖徳太子については10人の話を聞き分けたことくらいしか知らなかったので、聖徳太子絵伝に幼い頃から念仏を唱えたり空を飛んだり?したということが描かれていて濃い人生だなと感じました。沢山あった聖徳太子絵伝の中の一つに白色の鳥居が描かれていて、それまでのお寺の絵では赤色しか見なかったので驚きました。 よくわからないことも多かったけれど、来年受ける歴史の授業に役立てられるといいなと思います。(中1)

  • 私は聖徳太子が推古天皇の摂政になり冠位十二階を作ったぐらいしか知りませんでした。今回巡検に行って聖徳太子の人生を詳しく知ることができました。 今回の巡検で一番びっくりしたことは、聖徳太子の絵や像が沢山残っていたことです。また、聖徳太子が二歳のときに合掌して「南無仏」と唱えたと書いてあり、子供のときから偉大だったのだなと思いました。(中1)

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