教育実践

神田女学園

フランスからの留学生を迎えて ― COLIBRI日仏高校交流 ―

今年度、本校では「COLIBRI(コリブリ)日仏高等学校ネットワーク」の交流プログラムを通して、フランスから2名の高校生を受け入れます。

COLIBRIは、日本とフランスの高校生が互いの国を訪れ、学校生活やホームステイを体験する国際交流プログラムです。短期間の旅行ではなく、実際に現地の学校に通い、同年代の生徒やホストファミリーと生活を共にすることで、言語だけではなく、文化や生活習慣、考え方の違いについても学ぶことができます。

今回、フランスから2名の生徒が10月17日(土)に来日し、約3週間滞在する予定です。滞在中は、神田女学園の生徒とともに学校生活を送ります。本校の生徒がバディとなり、授業や学校生活をサポートしながら、さまざまな交流を行っていきます。

この交流の大きな目的の一つは、外国語を「勉強するもの」だけではなく、実際に人とつながるための「コミュニケーションの道具」として体験することです。フランス語を学んでいる生徒にとっては、これまで授業で学んできたことを実際に使う貴重な機会になります。また、フランス語を履修していない生徒にとっても、異なる文化や価値観に直接触れることで、国際的な視野を広げるきっかけになることが期待されます。

もちろん、交流の中では言葉がうまく通じなかったり、文化や習慣の違いに戸惑ったりすることもあるかもしれません。しかし、そのような経験も含めて、お互いを理解しようとする姿勢や、自分からコミュニケーションを取ろうとする力を育てる大切な学びになると考えています。

フランスから来る2名の生徒にとっても、神田女学園で過ごす3週間が、日本の学校生活や文化を知るだけでなく、多くの友人をつくり、忘れられない経験となることを願っています。

そして本校の生徒たちにとっても、今回の交流が、フランスや海外をより身近に感じ、新しい世界に一歩踏み出すきっかけになればと思います。

Author / カルトン・クロード
フランス担当

フランス・パリの大学にて、フランス語教員免許および芸術・文学・言語学の修士号を取得。フランス語、日本語、英語、ドイツ語、ラテン語の5言語を話し、互いの言語で会話することを大切にしている。2000年に来日。東京都内のフランス語学校にて講師として経験を積み、2004年に独立しフランス語学校を設立。学校運営と並行して、さまざまな小・中・高等教育機関で教育活動に携わる。2017年より神田女学園にて、グローバル人材育成および国際交流活動の推進に取り組んでいる。