グローバル研究

「やりたいことがない」なら、留学へ行こう!

今日は4月10日。 新しい年度が始まり、進級や進学で環境がガラッと変わった時期ですね。
まずはこの新しい生活に慣れることが第一ですが、同時に自分の「将来」についても、ふと考え始めるタイミングではないでしょうか。

留学は「手段」じゃなくて「目的」でいい

よく「語学力をつけたい」「異文化を理解したい」といった目的のために、留学という「手段」を選ぶ、という話を耳にします。 もちろん、それはとても貴重な経験になります。

でも、今回はあえて違う意見を提案してみたいと思います。 それは、「やりたいことがないから、留学に行ってみよう」という考え方です。

「キャリアハプンスタンス」を知っていますか?

皆さんは「キャリアハプンスタンス(計画的偶発性理論)」という言葉を聞いたことがありますか?
これは、「人生の選択や将来のキャリアは、最初から決めた計画通りではなく、むしろ『偶然の出来事』によって決まることが多い」という考え方です。

たまたま出かけた場所での出会いが、その後の人生を大きく変える……といったことですね。

以前、ある医学部の先生がこんなことをおっしゃっていました。

「やりたいことが見つからないなら、医学部を目指すといい」

その理由は、医学部に入って学び始めれば大概のことはできるようになるし、そこを目指す過程で他の道も見えてくるから、ということでした。

「不謹慎」なんて思わなくていい

「目的もなしに留学するなんて、もったいない(あるいは不謹慎だ)」と感じる人がいるかもしれません。 でも、私はそうは思いません。

なぜなら、留学に行った後のあなたは、きっと何かやりたいことを見つけているし、自分でも驚くほどの成長を遂げているはずだからです。

もし今、「自分にはやりたいことがない」と足が止まっているのなら、まずは「留学すること」そのものを目的にして、新しい世界へ飛び込んでみませんか? その偶然の出会いが、あなたの未来を作っていくはずです。

Author / 川畑 浩之
事務局(ディレクター)

多くの学校・企業との交流や知見を活かして、グローバル教育研究所の事務局として、企画・取材などを担当