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神田女学園中学校・高等学校
学校長 高橋 順子 |
神田女学園は創立1890年、今年で創立121年目を迎える歴史と伝統ある女子校です。
本学園がこの長い歴史の中で最も大切にしてきたことは「他者への思いやり」の気持ちを持つということです。この精神を最も適切に表す言葉として、前理事長・小熊又三先生は孔子の唱えた「恕」という言葉を本学園の教育の基本方針としました。
他者からされて嫌ことはあなたもしてはいけない。いつも他者を思いやって行動しなさいというこの言葉はこれからも本学園の教育の基本であり続けると思います。
そしてまた本学園はこのように古き良き伝統を重んずると同時に、新しい教育的試みも積極的に行っていきます。
活発なクラブ活動やボランティア活動、多彩な学校行事は人間関係の結び方を教え、小笠原流礼法や華道・茶道・筝曲などの指導は生徒の心と感性を磨きます。
そして当たり前のことですが、本学園では「授業」を最も重視し、わかりやすく丁寧な授業を日々心がけています。特に外国語学習に力を入れ、海外留学制度もあり、中国語も学ぶことができます。環境学習にも取り組み、地球環境の問題を自分のこととして考える視点も養っていきます。
今年3月には東北地方で大規模な地震が起こり、それに続く津波、原子力発電所の問題により日本は本当に厳しい状況を迎えたと思います。
こういう困難な時代をたくましく生き抜いていけるやわらかな智恵と自己の可能性を展げる行動力を生徒たちには身につけてほしい。そして世の中の人々のために役立つ女性になってほしい。それが私たち神田女学園の教職員の願いです。 |